こんにちは!!
福井県福井市で交通事故の専門治療をしている
おぐら鍼灸整骨院 小倉宏貴です。

今回は、むち打ち損傷の類型の1つ
バレリュー症候群について記していきます。

バレリュー症候群とは

交通事故のむち打ち症で、
頸部の自律神経機能に障害が出ているものを
バレリュー症候群と呼んでいます。

交感神経とは自律神経の興奮をつかさどる神経で
頚椎の前側面の左右両足を走っており、頚椎感から伸びている神経根とは交通しており、
互いに影響を与えています。

交通事故により、頸部の軟部組織や血管、神経根などに
障害がおこれば、交感神経がその影響を受け、
過緊張状態になってしまう事があります。

交感神経が過緊張状態になると夜になっても
休息モードに入らず、結果的に不眠が続き、
睡眠障害を起こしやすくなります。

それを発端として自律神経失調症の症状が次々と出現します。

症状

・頭痛、
・目まい、
・耳鳴り、
・難聴、
・眼精疲労、

・頭重感、
・視力障害、
・首の違和感、
・首・肩の筋肉などの易疲労感
などを感じます。

また時には,
・うつ症状などの精神的障害
も発生する場合があります。

これらの症状は、血液検査や尿検査、レントゲン検査などの
様々な検査では、異常なしと出てきます。

これらの不定愁訴が存在するにもかかわらず、
これに見合う器質的病変が各種検査によって裏付けられないものを総称して
医療現場では、自律神経失調症と診断されることが多いのです。

バレリュー症候群の特徴としては、受傷直後ではなく、
1ヶ月ほど経ってから現れることが多いといわれています。

また、回復には、長期を要することが多いです。

治療法
当院ではこのような症状に対して、
温熱療法を中心に施術をしていきます

必ず改善するとは言い切れませんが、なかには改善例もあり、
難治性の不定愁訴の一つの改善策と考えています。

また、東京の白石整形外科内科クリニックさんのサイトでは、
鍼灸も含め、西洋医学における治療法を
分かりやすく解説していますので、
是非こちらをご参照ください。