むち打ち症は、外見的には目立った外傷はなく、
レントゲンやMRIなどの客観的な映像検査でも現れにくいため、
自覚症状に頼るしかありません。
その症状にしても、肩の痛み・肩こり・頭痛・めまい・吐き気など
一般の不調症状との区別がつきにくいため、
それが交通事故によるものなのか、
ただの不調によるものなのかが判別しにくい場合があります。
そこで私たち専門家が行う検査法について簡単に紹介いたします。
★検査時の注意点
動かさなくても痛みが強い場合には、無理に検査を行う必要はありません。
無理に行うと症状の悪化を招く場合があります。
スパーリングテスト
頭部を観測に倒し、上頭部から圧迫した際に
患側の肩から上肢にかけて電撃のような痛みが走ったら陽性になります。
ジャクソンテスト
頭部を後ろに倒して、額を上から圧迫したときに患側の上肢に放散痛が感じられたら陽性です。