こんにちは!!
福井県福井市で交通事故の専門治療をしている
おぐら鍼灸整骨院 小倉宏貴です。

今回は、むち打ち治療をする時の
患者さんの大切な心構えについて記していきます。

昔のことわざに病は気からという言葉がありますが、
文字通り病気というのは、気が病んでる状態です。

むち打ち症とはけがの一種ですから、病気とは違いますが、
回復するまでに長期の時間がかかるため、
早く良くなるという気持ちを持つことがかなり重要になります。

むち打ち症では、目まいやしびれなど、
一見因果関係のわかりにくい症状が出て、
周りにいる方は、
あまりその症状を理解してくれない傾向にあるため、
本人が気持ちを強く持てないことがたびたびあります。

もしそうなってしまうと、
様々な症状や周りの方の態度が大きなストレスとなってしまいます。

人間の体には本来持って生まれた
自然治癒力というものが備わっています。
これは手術をしたり、薬を飲まなくても、
病気やけがを治す機能のことです。

この持って生まれた自然治癒力は
心にも体にも作用すると考えられます。

このことは私の長年の治療経験からも言えることです。

例えば治療院へはマメに通ってきても、
通院さえしていれば、先生が何とかしてくれる。
という他力本願的な考え方はあまりよろしくありません。

もちろん治療そのものは治療家の私どもがするわけですが
気持ちの持ち方として、こうした考えの方は、
・【誰かが直してくれるだろう】
・【いつかは治るだろう】
といった他人まかせの考え方に陥りがちで、
回復を早める気持ちを阻害してしまいます。

一方、
一日でも早く治りたい!
早く治していつまでに何ができるようになりたい!
といった具体的な目標を定めて治療している方とでは
回復していくスピードは
明らかに違ってくると言えます。

これは患者さんの心構えが自然治癒力を高めているからに他なりません。

まずは気持ちを強く持って
早く治したい!!という気持ちからスタートして治療に励んでください。
私の経験上こちらの方の方が明らかに回復が早くなります。