こんにちは!!
福井県福井市で交通事故の専門治療をしている
おぐら鍼灸整骨院 小倉宏貴です。
今回はむち打ちの症状について記していきたいと思います。
むち打ち症の症状は単純に首の痛みだけでは終わらないこともありますので、
あまり軽視してはいけません。
当院に来院される患者さんの症状としては、
頭痛や肩こり
背中の痛みを慢性的に感じたり、
目まい、
吐き気、
慢性疲労
などがよく見られます。
また、
手足のしびれや
脱力感
などの神経症状がみられることも珍しくありません。
症状が悪化してしまいますと
手や足が不自由に感じるようになったり、
自律神経失調症などの精神的な障害まで
引き起こされることも懸念されます。
(首は神経の中枢センターである
脳に直結しているため、様々な症状が引き起こされる。)
首を痛めているのに、なぜこのように様々な症状が出るのでしょうか。
それは首が多くの機能を有し、多くの神経が通っている道であるからです。
むち打ち症というのは、
頸部の筋肉や靭帯、関節包の損傷によって引き起こされるもので、
首の筋肉の痛みによって首を前後左右に動かすと激しい痛みを感じます。
しかし、同時に首の上半分は
神経の中枢センターである脳に直結しているため、
状態によっては、
目まい
自律神経失調症や
鬱病、
パニック障害など
首の痛みとは一見関係がないかのように見える症状が
引き起こされてしまうのです。
また、自律神経失調症やうつ症状などの精神的な苦痛は、
周囲の人になかなか理解してもらえません。
そればかりか、なまけ病 仮病
などと言われて
精神的にも多い詰められてしまうことになってしまいます。
特にこうした症状は
医学的に証明することも難しく、
回復の進行状況も
本人の自己申告によってしか判断することができず
適切な処置や手当がなされないまま
時間だけがすぎていってしまうので
早いうちに適切な治療を行わないと
後遺症として残ってしまうことがあります。