こんにちは!!
福井県福井市で交通事故の専門治療をしている
おぐら鍼灸整骨院 小倉宏貴です。
今回は、整形外科や大きな病院でよくある
治療について書いていきたいと思います。
当院には多いと1日で数名の交通事故の患者さんが見えますが、
そのほとんどの方が、
事故直後に大きな病院か整形外科で検査・治療を受けて、
当院へ転院してきた方です。
通常大きな病院や整形外科では、まずはレントゲンを写すことが多いと思います。
レントゲンでは、骨が写るため骨折や脱臼がない場合は、
異常なしと診断されることが多いです。
もし重篤な症状や神経症状などが見られる場合には、
MRIなども検査をすると思います。
ただし、多くのむち打ち症などでは、
画像検査に写るほどの大きな損傷は、確認できないことが多い様です。
そうなると、ドクターは、検査上異常なしという診断になりますので、
対処療法として、痛みどめや湿布、胃薬などの
服薬治療が多いようです。
ですが、患者さんは、ここでお大きな疑問を持つことになります。
・なぜ薬を飲んでもよく効かないのだろう?
薬を飲んで効果が出たとしても、
・薬は一生飲み続けなくちゃいけないのだろうか?
ここでよく考えて欲しいのは、服薬をして症状を抑えたとしても、
本当の意味での患部の回復はしてないということです。
ですから、服薬をやめれば、もちろん症状が出ますし、
回復せずに長年症状に苦しむという可能性もあります。
ただ、西洋医学の考え方では、客観的な画像所見は
治療計画を立てる大切な要素ですから、
そこで異常がなければ、おそらく思考停止して
異常なしと判断してしまうのではないかと思います。
ですが私たちのような毎日患部を触って治療をしている立場の人間から言えば、
むち打ち症などで物理的な衝撃を受けているにもかかわらず、
患部をさわらずに、異常なしと結論を出すのは、
ちょっと早いと感じてしまいます。
私たちのように患部を触って異常を感じるようになるには、
長い年月と多くの経験が必要です。
ですから、あまり患部を触って診断していないドクターでは、
わからない部分もあると考えております。
ですから、患者さんは
ドクターに異常なしと言われても、
あまりすぐに諦めずにいろんな可能性を探って
治療家を探して欲しいと考えております。